• 「飛行船」は文芸を愛する人たちが集う徳島県の同人誌です

ご意見 (30号記念号出版)

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コメント一覧

安川久子2023年7月18日 10:51 AM / 返信

題名:第30号記念原稿  差出人:安川久子 藍住文芸会員  送信日時: 2023/07/15 11:51

    安川久子2023年7月18日 10:52 AM / 返信

    飛行船への思い   人生100年時代、飛行船は、あっと言う間の15年で、30号達成されました。素晴らしいことですね。おめでとうございます。これからが青春時代ですね。皆様の益々のご健筆を念じております。カンパ---イ。

竹内紘子2023年7月18日 10:55 AM / 返信

題名:空ゆく船  差出人:竹内紘子 日本児童文学者協会・徳島支部代表  送信日時: 2023/07/16 08:07

    竹内紘子2023年7月18日 10:56 AM / 返信

    この度はおめでとうございます。いつも楽しませてもらっております。上記表題について、以下に回答いたします。なお、「飛行船への意見(?)・感想」もあわせて添付します。長くなりましたが、よろしくお願いします。

      竹内紘子2023年7月18日 10:57 AM / 返信

      「空ゆく船」  『飛行船』30号おめでとうございます。長年続けることのすごさに驚嘆しています。  いうまでもないことですが、ネット文化の進んだ現在、表現の場も様変わりして、「書く」ジャンルにおいても、若者たちが紙媒体から離れ「同人・同人誌」の高齢化も進んでいます。私が所属する団体も入会当初から見れば100名近く減少しています。その中で、こうして長年存続している貴誌の存在はまことに稀有でもあり、立派だと言わざるを得ません。  主宰者の竹内菊世さんに深い敬意を表するものです。 今回、記念号ということで貧しい本箱から「創刊号」を改めて探し出しました。再読しているうちに、その時には見えなかったものが少し見えてきたような気がしました。例えば、松崎慧さんの『宮内鳩彦の詩友たち』です。私がモノを書き始めたきっかけが「詩」であったということもあり、一時、詩界を覗き見たこともあり、戦後徳島の文学の端緒にあったのが「詩」であったことは知っていたけれど、そこからの水脈の辿り方がすごい。これは貴重な徳島文芸史だと思いました。「書く」ことは自己・人間表現だけでなく、時代の証言・地域の文化遺産を残すことでもあると改めて思いました。12月には本誌主宰者の竹内菊世さんが「徳島作家」時代からの徳島の文学を語る講演が、文学書道館で予定されているようですが、大いに楽しみです。 ネットによる表現発表は「本」の概念を変えてしまいました。今や、発表したものは瞬時に国内のみならず国外でも話題に上る時代になった。このことは紙媒体の否定につながり、事実、新聞・雑誌の紙離れ・電子化が進み「読む」状態も激変しています。ただ、では「本」が紙媒体から全く離れるかというとそうは考えられません。「本」は表紙から始まり、装丁・挿画・ページをめくる心動きを身にまとうものです。創刊号の表紙を飾った長尾弘久さんのファンタジー。ワクワク感。「美術品」としての誇りは今も輝いています。  「今頃、なんでこんなことを、意味があるのか」。そういう思いを持つことは生きていると多く出会う事です。でも、いつかそれらが、何らかの形で「ああそうだったのか」とわかる時がくる。時代や人の「古い」はぐるっと回って、別の新鮮さを伴って、返ってくることもある。世の中、無駄なものは何もない、ましてや、「本」においてをや。 「船が空を飛ぶ」。この星はまだ大丈夫だ。こんなバカげた夢を飛ばす人たちがいるから。                                 竹内紘子

菊野啓、乾晴美、中村昌宏2023年7月18日 2:54 PM / 返信

菊野啓さん、乾晴美さん、中村昌宏さんから封書でご意見到着。 2023年7月18日午後

    中村昌宏2023年9月13日 2:21 PM / 返信

    「飛行船」 愛読者の独り言  元徳島文理大学総合政策学部長  中村 昌宏  「継続は力なり」という格言がありますが、 何はともあれ、年間2冊の刊行を続けられ 30号発刊に至ったことに、心より祝意を表したいと思います。 2007年といえば、私 が学部長に就任した時期とほぼ同時期です。 不思議なことに竹内菊世会長との出会いのき っかけを思い起こすことができません。 しかし、今では最も魅力的な生き方をされている 人生の先輩として、 竹内会長は私にとって大きな影響力を受ける存在といえます。 ところで、飛行船というネーミングは夢とロマンが感じられて、大好きです。 よく似た ものとして気球がありますが、 気球には無い機能が2つ飛行船にはあります。 1つは舵取 り機能であり、もう1つは推進装置です。 これを同人誌 「飛行船」 に当てはめると、リー ダーの手腕と会員の皆さまの切磋琢磨と愛読者の層の拡大であろうかと思います。 「飛行船」 のますますのご発展と会員の皆様方のご健筆を心よりご祈念申し上げ、 お祝 いの言葉とさせていただきます。 見よ! 今日も彼の青空に 飛行船の高く飛べるを!

    菊野敬2023年10月3日 1:53 PM / 返信

    菊野啓 /自営業 /祝30号! 次は30年! 人生百年はあたりまえ。老人パワー炸裂。今後ますますの皆様の御健筆に期待しております。

    乾晴美2023年10月3日 3:25 PM / 返信

    乾晴美 /飛行船30号発刊おめでとうございます。だんだんと同人が去って行かれるとの事ですが、私は創刊号の時から拝読し、その内容の豊富なこと、独創性に毎回感動して参りましたが、早くも30年。たゆまず、努力された同人の方々に心より御礼お喜びを申し上げたいと存じますとともに35号を目指して頑張ってください。応援申し上げています。

坂東正章2023年7月24日 3:42 PM / 返信

坂東正章さん(坂東ハートクリニック) 2023年7月23日午後

    坂東正章2023年10月3日 3:30 PM / 返信

    坂東正章 /坂東ハートクリニック院長 /「飛行船」30号発刊、おめでとうございます。「飛行船」代表竹内様のご厚誼にあずかり、「飛行船」を毎号お送りいただいています。 開業医の私も文章を書きますが、医学系の文章は項目立てて記載するため、書きやすいものです。しかし、小説のように長い文章を書く人の頭の中はどうなっているのだろうと、常々思いながら拝読しています。生成AIが華々しくデビューしていますが、小説は書く人の体験や心底からの思いで、その内容が湧出するものと思います。いくら生成AIがあったとしても、それを使って人の心に響く文章はできないでしょう。「飛行船」同人の皆様のますますのご活躍を祈念して、筆を擱きます。 坂東正章

上窪青樹2023年7月25日 9:06 PM / 返信

題名:時代遅れ  差出人:上窪青樹  送信日時: 2023/07/25 19:21 コメントを書かせて頂きましたが、意図することとかけ離れているようにも感じます。 採否は編集にお任せしますので、ご自由に願います。 決して恨んだりは致しませんのでご安心のほどを

    上窪青樹2023年7月25日 9:09 PM / 返信

    時代遅れ 上窪青樹  飛行船といえば竹内菊世さんの代名詞のように感じる。創刊当時の菊世さんの俳句に モスクワへロングコートの似合ふうち がある。海外旅行もスマートに行ける内にということだが、これは同人誌創刊を決意するときの「心に燃ゆるものの有る内に」と置き換えて間違いないだろう。意を決して創刊しただけに、おどる国文祭開催という慌ただしい中であるにも拘わらず、好評を博して飛行船は飛び立った。二号のあとがきに「不器用で時代遅れの集まり」とあるが、なんのその、それこそが今求められる人間性のようである。  今後も高度を高く保ち順航されるよう祈っている。

宮田憲治2023年8月1日 1:37 PM / 返信

題名:立役者は御主人 差出人:宮田憲治 2023年8月1日午後 竹内さん高木さん宛てお手紙と、原稿用紙5枚分の寄稿が同封されていました。掲載布掲載はご判断くださいとのこと。

    宮田憲治2023年10月3日 3:32 PM / 返信

    宮田憲治(お手紙)  炎暑が続きますが、ご健筆のことと存じます。 坂井様とは面識ないと思います。竹内菊世代表からのご依頼かと思いますが、飛行船30号記念誌にひとこと寄せてとありますが、前会長(ペンクラブ)の講座を受講したことで、徳島ペンクラブに入会させていただきましたが、しゃべるよりは書く方がまし、一般の方よりも(手紙等書かない)まし程度の文章力で申し訳ありません。 依頼されたのに提出しないのは失礼かと拙文ですが描きました。取捨一伝いたしますのでよろしくお願いいたします。 皆様のご多幸とご健筆をご祈念申し上げます。竹内菊世代表、高木純さんそして会員の皆様によろしくお伝え下さい。 ご自愛の上ご健筆ください敬具坂井陽様机下、宮田憲治

      宮田憲治(如月玲)2023年10月3日 3:35 PM / 返信

      宮田憲治 題名:立役者はご主人 著者:如月玲  /飛行船30号おめでとうございます。同人会員11名のうち、私が知らない同人は稀だろうと思います。そして、知っている同人の方は、畏怖の念を抱く方ばかりだと思っています。なにとぞ忌憚のないご意見をと言われても、本当のところ気後ればかりするのですが、清水の舞台から飛び降りるつもりで書かせていただきます。拙文、ご寛恕ください 竹内菊世代表と高木純さんに絞って書かせていただきます。それと言うのは、私にとって文学の羅針盤と言って過言ではない。M先輩と私にとって2人が憧憬の方で、飛行船が届くと2人の作品について論じ合います。(他の同人の方ご寛恕。そもそも、私たちは短詩型文学創作者なので) 竹内菊世代表に初めて拝眉したのは、山下博之徳島ペンクラブ会長の後任として、会長に就任した時でした。 そのカリスマ性に唖然。その時には飛行船、阿波の歴史を語る会の代表として就寝時間があるのだろうかと思われるほどの奮闘ぶりなのに、さらに徳島ペンクラブ会長の職をいとも簡単に引き受けたのですから驚きものです。  私と小説との縁は、プロレタリア作家の井上光晴主催の阿波文学伝習所に受講したことに始まりますが、短絡と言う評価でした。結局、挫折しました。  振り返ってみて、井上光晴主催が「どのような生き方をするかが文学だ」と常々言っておられましたが、一般大衆と同様で、隘路よりは大路を、山道よりは舗装路を選んで歩いてきた人生だったと思います。  現在、四国大学教授の佐々木義登先生に、再度小説を教えていただいていますが、短絡の評価は恐ろしく終命までの課題かと思っています。  現在の私の作家としての実力は私の尺度で、仮に頂点が百段上ったところとすれば、4、5段上ったところと思っていますが、竹内菊世代表と高木純さんの共通点は、一滴の水も漏らさないほどの緻密な下調べであるのではと思います。それは、井上光晴主宰が言われていた、どのような生き方をするのかの言葉に通じていると思うのです。  実例として、これは本当にお世辞ではなくて実感しているのですが、不真面目な現職議員より(稀にいる)私の方が街のためになると思い、町議選に挑戦してみましたが、惨敗でした。それなりに信頼されていると思っていたのですが、本当の信頼は地味な地味な、普段の言動から得られるものだと思います。あと吉野川市の市議を勤められた高木純さんの日常生活が想像できそうです。そしてそれらを根拠として根底としてサッカー活動を継続されていると思っています。2人の背なを見て、井上光晴主宰の言われたどのような生き方をする方の生き方を真摯に考えながら再度挫折しないように、これが私の小説だと自負できる一作品ができればと後思っています。  余談になるのではと思いますが、飛行船の立役者は、竹内菊世代表のご主人ではないだろうかと最近思うことがあります。竹内菊世代表(失言かもご寛恕)の鬼神のような奮闘ぶりが、ご主人がご他界されてから陰り始めたんだと思うからです。  気落ちせず、徳島文学界の羅針盤、燈台として、さらに一号、一号と積み重ねてゆき、35号、40号の記念誌までもお体にご留意をされて、楽しい夢を見させてくださいますように切望して閉じさせていただきます。

東條士郎2023年8月14日 2:57 PM / 返信

内容:飛行船30号祝辞、題名:新しい読み手・書き手を獲得するために 差出人:東條士郎 2023年8月14日午後 詳細な手順を記載、ご提案いただきました。

    東條士郎2023年10月3日 3:41 PM / 返信

    東條士郎 /日本ペンクラブ、徳島ペンクラブ、日本連句協会、徳島県連句協会:花音    題名:新しい読み手、書き手を獲得するために     飛行船30号へ おめでとうございます。30号まで続けられた事はとても立派で素晴らしいことです。これまでの編集方針を守り、質を落とさず、堅実に歩みを進めるのは難しいことですが、大切なことだと思います。その上で新しい読み手や書き手を増やす試みが加えられても良いかと考えたりします。そこで例えばこんな方法はどうだろう。  1 まず、原稿用紙5枚のモチーフを募集する(だれでも、5枚なら書けると思ってしまう)    2 誌上に作品になりそうな5枚を取り上げ、作品20枚にするにはどういうことが必要か、同人のベテランがアドバイスする。   3 20枚となった作品を40枚から50枚の短編に仕上げるには、さらにどんな工夫がいるか誌上で討論する。   4 完成作品を掲載し、批評する。  と言うふうに書き手を育成する。さらにこれに眼をつけて次回を狙う意欲ある人は、熱心な「飛行船」の読み手になるに違いない。 かように楽天家の素人は思ったりするのですが。

安曇統太2023年8月15日 1:31 PM / 返信

題名:継続は力なり 電子メールにて受信  2023.08.15午後

    安曇統太2023年8月15日 1:32 PM / 返信

    継続は力なり  短編、長編、時代小説をも交えた文芸同人誌「飛行船」が、徳島における最後の砦として頑張ってこられたことに敬意を表します。 十五年間で三十号という歴史は、まさに「継続は力なり」の証でありましょう。この格言には二つの意味があると言われています。 ―継続することが、やがて力になる― ―継続することは、それ自体力である― どちらの意味も、十五年間続けられた「飛行船」の皆様の力あればこそ、と思っています。 現在の会員が十一名と聞き、かつて甲子園を沸かし、全国の耳目を集めた「池高」の爽やかイレブンの雄姿と重なりました。 これからも竹内代表の下に集う十一名が、徳島の小説界のリーダーとして、長く活躍されることを願っております。    俳誌「風嶺」編集長 安曇統太

富登千恵子2023年8月23日 3:47 PM / 返信

題名:御祝辞 電子メールで受信 2023.08.23 07:37

    富登千恵子2023年8月23日 3:48 PM / 返信

    飛行船30号発刊おめでとう御座います。 毎号楽しみにお待ちしております。30号発刊までには色々なことがあったとお察し いたします。徳島県唯一の地方史の今後ますますのご発展を期待しております。   chie2135@gmail.com  富登 千恵子  iPadから送信

別宮憲治2023年8月23日 3:53 PM / 返信

題名:なし 差出人:別宮憲治 2023年8月23日午後 ご祝辞のエッセイをA4 で半ページ分いただいております。また、折を見て打ち直します。

    別宮憲治2023年9月13日 2:19 PM / 返信

    30号発刊おめでとうございます。 15年前に徳島の空に浮かべた飛行船から、郷里徳 島を見守って来られた同人の皆さんに敬意と感謝を申し上げます。 大河には幾つもの橋が架かっており、街を縫うように走る車の動きに人々の営みが見て とれる。 ゆっくり河を上っていくと、左右に山並みが連なり、左側の急峻な山肌には張り 付くように民家が点在している。 飛行船の乗組員の皆さんは、緑豊かなこの徳島の地で 命に生きてきた人たちの生き様をしっかりと見据えてこられた。 ふつふつと湧く胸のつか えを糧にした小説、エッセイ、 短歌などで私たち読者を楽しませてくれています。 皆さん に共通の思いは、「幸せであろうとする人の営みが愛おしい」ということでないだろうか と感じています。 今、新型コロナウイルスの蔓延やロシアのウクライナ侵攻などを経て世の中は大きく変 わろうとしています。 今後も同人誌 「飛行船」 の皆さんの奮闘に期待いたしております。 2023年8月 同人誌 「飛行船」 の一読者

六田靖子2023年8月25日 9:03 PM / 返信

題名:祝「飛行船」30号 電子メールで受信 2023.08.25 07:09 六田靖子と申します。「飛行船」30号のお祝いを申し上げます。

    六田靖子2023年8月25日 9:05 PM / 返信

    1.氏名 六田靖子  2.種族 万象短歌会、随筆春秋  3.連絡先  ☎ 0885-32-0811 メール kiyoko.pearl@gmail.com   創刊号以来、もう30号になるのですね。おめでとうございます。 私は小説を読むのは大好きですが、書く(作り出す)のは並大抵ではないと思います。 頭に浮かんだプロットを肉付けし、場面や人物を活き活きと動かし、(私には天文学的なと思える)言葉数で著す、しかも読者に訴えるものがなければいけない、想像するだけで頭が痛くなります。それをたゆまず続けられ、また楽しませて下さることには、敬意と感謝しかありません。 徳島の文化のためにも、私のような小説大好きニンゲンのためにも、ますます充実して、」末永く続きますように、心からお願いし、お祈りいたします。 「飛行船」バンザーイ!!

柏木康浩2023年8月30日 2:26 PM / 返信

題名:飛行船30号記念に寄せて 電子メールで受信 2023.08.29 15:26  坂井 陽さま  飛行船30号へのメッセージが遅くなりました。 添付ファイルに書いてみました。 長すぎたら、どこでも削ってください。 締め切りに間に合っていなければ、ボツにしてもらってもかまいません。 どうかよろしくお願いします。 ==================== 徳島新聞社 生活文化部 柏 木 康 浩 kasiwagi@topics.or.jp 〒770‐8572 徳島市中徳島町2‐5‐2 ====================

    柏木康浩2023年8月30日 2:28 PM / 返信

    飛行船30号記念に寄せて  徳島新聞社生活文化部記者 柏木 康浩  「飛行船」30号刊行、おめでとうございます。  創刊号が刊行された2007年、私は文化部(現・生活文化部)に在籍していましたが、文芸担当ではなく、新しい文芸同人誌が創刊されたことを知っていたのやら知らなかったのやら、実はあまり覚えていません。2010年と11年に文化面担当のデスクになりましたが、当時は部長が直々に大長文で「飛行船」の書評を書いており、私の出る幕はありませんでした。 半世紀で幕を下ろした「徳島作家」の後に続く文芸同人誌として、それほど大きな期待を背負っていたのです。 初めて「飛行船」の紹介記事を書いたのは、久しぶりに生活文化部に帰って来た2017年、21号の時です。短い記事での紹介でしたが、会員の高木純さんと乾荘次郎さんの時代小説が面白かったのを今も思い出します。夏目漱石の「こころ」を彷彿とさせる大石征也さんの作品や郷愁を誘う竹内菊世代表の作品も見事でした。  実はそれ以来、29号まで全て私が紹介記事を書きました。いずれもあまり長い記事ではありませんでしたが、私が「飛行船」をとても楽しみに読み、郷土の同人誌として大切に思っていることは分かってもらえたと思います。  「徳島作家」の時代からの同人、松崎慧さんの「池の畔で」も、センチメンタルな内容で大好きです。詩人の感性はいつまでも生き続けるのですね。  26号からは年1回の刊行になったとはいえ、最近は新しい同人も加わり、それぞれ個性的な小説やエッセーを発表しています。ファンも多いと思います。  同人誌である「飛行船」の魅力は、文芸コンクールに応募される作品とは違った味わいがあるところです。奇をてらうことなく、純粋に小説や評論を書きたいと情熱を燃やす同人が集い、作品を発表し、合評会で感想を述べ合う。昔のように、中央文芸誌に転載されて大きな文学賞の候補になることがなくても、紙の出版物として、しっかり自分の作品を後世に残す。素晴らしいことです。必ずや文学を志す作家たちの受け皿であり続けることでしょう。  創刊時、竹内代表が「飛行船には夢を山積している」と述べている記事を見つけました。同人の皆さん、これからも創造力を燃料にして、徳島の大空を飛び続けてください。いつも地上から見上げています。

富永正志2023年9月19日 12:16 PM / 返信

坂井様 飛行船30号の祝辞をお送りします。以下の通りです。 30号と聞き、驚きました。「徳島作家」の志が竹内菊世さんに受け継がれ、しっかりと根付いて いるのを感じます。これからも小説を志す徳島県民をいっぱい乗せ、悠然と飛び続けてください。 以上です。 肩書は、県立文学書道館館長です。 自宅は、〒770―8055 徳島市山城町東浜傍示5―197です。 富永正志

磯田正江2023年10月2日 2:37 PM / 返信

磯田正江 /退職女性教職員の会 /吉野川市鴨島町西麻植字江川208-3  /090-4789-9413 /30号発刊おめでとうございます。15年もの間間断なく発刊されるには大変なご苦労があったことでしょう。こうして今日を迎えられるには、同人の方々の並々ならぬご努力があり、また一人一人が励ましあい研鑽を積まれた結果でしょう。 飛行船は、地名や方言、風習・風景など徳島ならではの事象がふんだんに出てくるので、何かに引き込まれてしまいますので、何時も次の発刊が待たれます。先般から年1回になったのはとてもとても残念です。 幼い時北の空におっとりと浮かぶ大きな物体を指して「あれが飛行船」と母に教えられたことを今も確りと覚えていて母の懐かしい思い出です。 5・6歳の経験から90年近くもの間心に残る飛行船のようにこの飛行船の作品の数々が 読者の心を満たし末永く愛されますよう願っています。

岸 積2023年10月5日 4:12 PM / 返信

1.岸 積  / 2.俳句誌「航標」同人  /  30号発刊とは、アッパレです(よくぞ!) ただ、当節は小説が少なくなりましたね。気になっています。 数少ない小説を新聞でもっと紹介、論評してもらうか、(故)森内俊雄の「短篇歳時記」のような短編を俳句をなさっている会員に勧めてはいかが。 竹内菊世さんの代表作もあるのですから、短編修行にはなると思います。

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